CMS選定条件にもなった本サイトのIA設計

2009年07月30日 23:59

 サイトの目的名称を決めた次に、SEOや運用効率も意識しつつIA設計について考えました。仕事なら1週間はかけて資料も作成するところですが、個人サイトなので3時間程度、ポイントのみです。

コンテンツの情報構造

目的を達成するために、どんな内容のコンテンツを今後掲載していくべきか?

  • お知らせ(サイト更新内容、執筆や講演のお知らせ)
  • ブログ記事(軽い外部情報)
  • 実践メモ(プロジェクト別)
  • 講演の記録(概要・リンク・ダウンロード)
  • 執筆の記録(概要・リンク・補足)
  • サイトに関する説明(趣旨・管理人・お問合せ・リンク)

※これは論理構造なのでページの粒度や遷移は意識していません。ナビゲーションのメニューとは一致しません。

ナビゲーションの方針

  • コンテンツが増えた場合のため、多階層のカテゴリ分類を可能にしておく
    (ページが増えるとツリー上のカテゴリ分類では限界)
  • 必要に応じて複数のカテゴリに所属させたい
  • コンテンツが増えた場合、カテゴリの切り口を見直してもURLが変わらないようにしたい
    タグクラウド等で多角的な回遊を可能にする
  • テーマが多岐にわたると、全部入りのRSSは人によって無駄になる
    RSSを目的別に分割する

レイアウトの方針

  • 情報構造を表現し、コンテンツを再利用しやすくしておきたい
    →見出しやリスト、表を正しく使う
  • ブログとは違って階層構造を持つサイトなので、階層の深さを表現したい
    →TOP、リスト、詳細ページのレイアウトを分ける
  • 同一テンプレートを全ページで使いまわすと、不要なコンテンツが表示される
    サイドバーの構成要素を全ページ共通とページ固有に分ける
  • 日本のA4印刷に対応したい
    →印刷用ページを作るか、印刷用CSSやページ幅の調整で対応する

デザインの方針

  • あまりこだわらないが、統一感を出したい
    →CMSの既存テンプレートから選び、カスタマイズする
    →ロゴとバナーはいずれ作る
  • あっさりしているがインパクトあるデザインにしたい
    →縮小されたサムネイルで見ても「らしさ」が残るデザインにする

これらの設計内容は、CMSの選定条件にもなりました。