PDCAについての記事を公開
2013年01月25日 14:00
最近はすっかりWeb解析の人になってますが、WebCrew、Amway、楽天、Adobe、と直近の4社で取り組んできたのは社内プロセス改善です(詳細はこちら)。楽天ではWeb解析の全社展開を推進する前に、工程改善部という部署でトヨタ流のカイゼンを開発プロセスに適用するという仕事をしてました。元トヨタの人と議論したり、大野氏の書籍を読んだりしつつ、QCサークルやTQMについて勉強したものです。
そんな視点で、「PDCA」について振り返って記事を書きました。1/9に公開された記事ですが、まだの方はどうぞ。
- 「PDCA」の意外な歴史と本質 - ITmediaマーケティング
1950年に日本に輸入された元祖PDCAサイクルのポイントは、単に「反復が重要」なだけでなく、
- 製造後に欠陥品を見つけて廃棄するのではなく、品質のバラツキに影響を与える要因を分解し、それぞれを改善した
- サンプリングされた製品で統計的に品質を判定した
という点だと思っています。Web解析というコンテクストでは、
- コンバージョンなどの結果だけでなく、それに影響を与える要因を分解し、因果関係を理解すると、結果の予測や制御の精度が高まる
- サンプリングされたデータでも解析や判定は可能
という考え方と似てますね。前者については、「KPIはゴールを分解してツリー化すると良い」とセミナーでいつもお話しています。