Webnodeでサイトを公開する前に行うべきこと

2010年05月04日 00:40

CMSのWebnodeでサイトを立ち上げる前に行っておくと良いことのメモ。

Google Webmaster ToolsやYahoo Site Explorer、Bing用のメタタグをTemplateに入れる

Webnodeでは、PageのDesign Templateと、個別ページのレイアウト(カラム構成)が分離されています。2カラム、3カラム、左がメインで右に細いカラム、などとカラム構成をページごとに指定できるのです。IA2010キックオフの時にお話ししたように、カテゴリTOPや目次インデックス、記事ページは位置づけが異なるので、カラム構成を変更したいと思っていました。

ところが、ページごとに設定したカラム構成は、テンプレートを変更するとリセットされてしまいます。そのため、最初にテンプレートを編集しておいた方が手戻りが少なくなります。

画像を別サーバーに置く

Webnodeは、無料プランだと毎月の転送容量が1GBまでに制限され、超えるとその月は更新ができなくなります(ヘッダにWebnodeの広告が表示されるモードにすれば、転送容量の制限は解除されます)。図:広告入りのヘッダ:

1GBあれば十分と思っていたのですが、転送容量はサーバーのログベースで算出されるので、Google AnalyticsのようなJavaScriptビーコン型のアクセス解析ではカウントされない検索エンジンのクローラー(ボット)によるアクセスもカウントされます。私の場合は半年でオーバーしてしまったので、月2.95ドルのMiniプランに申し込みました。ただし、2010年4月には3GBも突破してしまったので、NAVERさんにクロール頻度を落としていただく交渉をしました。(詳しくはこのエントリーへ

転送容量の節約のため(画像アセットを一元管理したいというDAM的な実験も兼ねています)、このサイトでは記事で使われる画像を別のサーバーに置いています。テンプレートに含まれる大き目の画像も別サーバーに置いておけば良かったな、と。前述のように、テンプレートを編集すると全ページのカラム情報がリセットされてしまいます。

サイトのタイプ設定

Webnodeでは、一つのアカウントで複数のサイトを作成(定義)することができます。サイトを作成する時に「Personal」「Business」「E-shop」というサイトタイプを選ぶことができます。「Personal」を選んだ場合、サイトに含まれるページの種類を指定します。News、Photo Gallery、Guest Book、Blog、Products、Event Callendarなど。

図:サイト作成:Webnodeでサイトを作成(定義)する時の初期作成ページ選択

一度サイトを作成すると、この設定は変更できません。選ばなかったページは、後で追加できないので、ここで全てのコンテンツタイプを指定しておくと良いです。

RSSのURL変更

RSSフィードはWebnodeによって自動で生成されますが、何とページやメタタグに記述されるRSSのURLを変更できますFeedBurnerのようなRSSアクセス解析サービスを利用し、そのURLをWebnodeの管理画面で指定すれば、ユーザーはFeedBurnerのURLでRSSを購読することになります。

本サイトは、最初の数カ月はデフォルトのままだったので、FeedBurnerの計測対象から漏れたままの購読が残っていると思われます。その購読数がどれくらいなのか、生ログでも調べないと分かりませんが、生ログは公開されていません。購読者数や記事のクリック率からはコンテンツ内容やタイトルの付け方を改善するためのヒントが得られるので、解析の精度を高めておきたいところです。

以上、Webnodeでサイトを公開する前に行っておきたいことを4点、紹介しました。やってみないと分からないこともありますね。ご参考まで。