eMetrics参加レポート公開

2011年11月21日 09:32

2011年10月にニューヨークで開催されたデジタルマーケティング(Web解析)系のイベント「eMetrics:Marketing Optimization Summit」に参加してきました。

日本では聞けない話がたくさんあり、レポートを5本、公開しました。ぜひご覧ください。

  • eBayの成長を支えるデータ解析の舞台裏(マーケジン)IT部門が積極的に参与し、仕組みを支えている。データ量が増え、システムがますます複雑になっていくことを考えると、IT部門がリードしてインフラを整備するのは理にかなっている。IT部門とはいえ、社内SNSなど情報の共有と人のつながりを重視している点が印象的。成長する企業はそれを支える仕組みがある、ということなのでしょう。
  • アナリティクス界のドラッカーが提唱する解析普及の7つのポイント(マーケジン)アナリティクスの文化を組織に浸透させる方法について研究・執筆・コンサルをてがけるトーマス・ダベンポート氏の基調講演。よくまとまっていて、参考になります。
  • 購入まで約2年、長期購入サイクルの顧客分析にアトリビューションを活用したCRM事例(マーケジン)アトリビューションというと日本では広告の間接効果という狭い適用例について語れることが多いですが、USでは一つの考え方として普通に会話の中に出てきます。この事例では、CRM的な視点で深堀をするために各種システムやアトリビューションの考え方をさりげなく活用しています。実際に効果が出ている点がスゴイですね。
  • Web解析・広告で個人情報をどう扱うべきか?「Do Not Track」の現状と課題(マーケジン)2010年末から話題になりだしたプライバシー対策の一環としての「Do Not track」機能。現状はまだ実用的ではありませんが、USで話が急に進むと、同じテクノロジーを使っている日本も影響を受けるので、動向はチェックしておく必要があります。
  • eMetricsに参加して感じたこと(マーケジン)BIG Dataやアトリビューションはバズワードなのか?

あと2本、書いています。(2012-03-04追記:準備しているうちに次のeMetricsの日が来たので断念しました...)

  • マーケッターご用達の便利ツール紹介(準備中)
  • EUにおけるプライバシー対策の実情(準備中)