Google Analyticsのサイト速度を実装してみた
5月5日に発表されたGoogle Analyticsの「サイト速度」(ページ読み込み時間)をeVar7のサイトに早速導入してみました。
注意点
図:コンテンツメニューに項目が追加される:
- 新しいバージョンに切り替えないとレポートにアクセスできない
- コンテンツメニューの中に項目が追加されている
- 計測用タグ(トラッキングコード)の修正が必要(修正しないとデータが0秒になる)
- 前のページのリンクをクリックした時からタイマーが発動し、ページ上の画像などがすべてロード完了するまでを計測している
- この機能を有効化しても、ページの直帰率は変化しない
- 毎回計測されるわけではない(割合は10%)
レポートの見え方
まだ実装して数日ですが、3%程度の確率で計測されています。
自分で何度もリロードしてみたのですが、ロード完了時に追加でデータが送信されるのは確認できていません。疑問に思ってブラウザでクロス集計してみたところ、時間を計測できているのはGoogle ChromeとIEがメインでした。Firefoxは計測対象外のようです。リロードしてもリクエストが飛ばないわけです。
公式ブログでのコメントによると、ページが開いてからロード完了するまでの時間ではなく、前のページに設置されたリンクをクリックした時からタイマーが動作するそうです。つまり、ネットワーク速度やサーバーの応答速度も加味されるので、ユーザー視点で役立つ数字がとれますね。
図:実際のレポート:
5/6追記
サンプリングの割合はサポートブラウザによる訪問の10%で固定されているそうです。
公式ブログへのコメントより:
3) The page load sample is based on visit. The sampling rate is fixed at 10% for now. And please do keep in mind that speed is only measured when appropriate browser supports are found.
5/7追記
レポート画面を実践CMS*IAのものに差し替えました。438PV分が計測されています。