アインシュタインに学ぶアクセス解析の限界

2010年12月29日 07:47

TEDのスピーチで引用されてたアインシュタインの言葉が心に残ったのでメモ。

数えられるものすべてが大事なわけではない
大事なものすべてが数えられるわけではない
(アルバート・アインシュタイン)

Not everything that can be counted counts,
and not everything that counts can be counted.
(Albert Einstein, 1879-1955)

「Count」には「数える、カウントする」と「大事、頼りになる」の二つの意味があり、見事な表現です。科学の研究から得た経験則なんでしょうが、Web解析でも同じだなーと思いました。数字で計測し定量化できるのは一部でしかなく、限界がある。定性的な調査やCRMなど、いろいろなデータを組み合わせてクリエイティブに考える必要がある。

2011年は楽天でのアクセス解析推進から離れ、EC(招待制ファミリーセール)のGiltでCRMを担当します。SiteCatalystはこれから導入しますが、それはデータの一つとしてドライに考え、総合的なマーケティングをして行きたいと思っています。