SiteCatalystの変数を分類できる自動SAINTエディタがスゴイ

2011年06月09日 23:18

SiteCatalystユーザーにはおなじみのSAINT(セイント)。ディメンションを任意の単位で分類できるのが便利です。

例えば、下記のように、ランディングページにURLパラメータを付与しておき、それをカスタム変数にセットしたとします。

URLパラメータ PV 訪問
tw20110609 16 11
tw20110607 29 22
fb_fp 40 33
a_0609 100 80

このカスタム変数を次のように分類すると、

URLパラメータ リファラタイプ サイト 曜日 PV 訪問
tw20110609 Social Twitter 16 11
tw20110607 Social Twitter 29 22
fb_fp Social Facebook   40 33
a_0609 Paid Search Google 100 80

このようなレポートが作られます。

リファラタイプ PV 訪問
Social 185 66
Paid Search 100 80
曜日 PV 訪問
29 22
116 91
40 33

カスタム変数やページ名を、例えばサイトセクション別、カテゴリ別、担当者別、画像の有無、製作費別、公開日時別など、いろいろな切り口のメタデータでグルーピングできるのです。

この分類の編集は、SiteCatalystの管理画面でTSVファイルをダウンロードして編集し、もう一度アップロードするのですが、エクセルで開いた時に勝手に変換されたり、文字化けしたり、間違えて別のファイルをアップロードしてしまったり、と何かと面倒です。

そんな状況の中、2011年1月にFLEXで作られたSAINT専用エディタが登場しました。

SAINTエディタでできること

  • 分類の編集
  • API経由のダウンロードとアップロード
  • 分類結果の統計グラフ表示
  • 未分類項目の絞り込み表示
  • ルールに基づく自動一括分類(スゴイ!)

これは、SiteCatalyst管理者にとっては必須のアプリですね。詳しくはこちら(実践★SiteCatalyst)