01.仮説をバックアップするためのサイト構造調査
初回ヒアリングの時点で立てた仮説は、
- リピーターのサポートに偏りすぎている
- 初めて訪問する人を適切に導き、飲んでもらうのが大切
- 今のサイトだと、迷って去っている人が多いのではないか?
そのため、
- ネットショップやブログはそのままでok
- トップと商品案内、飲むための方法の紹介、を整理するだけで売上が増える
- 新規訪問者のコンバージョン率を成功指標にする必要がある
というアイデアを打ち合わせ中に提示しました。ただし、後で裏付けのための調査は必要です。
次にサイト調査
何となく見えた課題を整理し、サイトの構造を理解するため、週末にページレベルのサイトマップを作成しました。
図:Excelのサイトマップ:
FTPでサイトのファイルと構造を調べ、実際のサイトにアクセスしながら作ったので、2時間くらいかかりました。また、アクセス解析レポートをみて、実際にアクセスされているページも確認しています。つまり、
- サーバー上に実在するファイル
- サイト上で実際にアクセスできるページ
- 実際にアクセスされているページ
をベースに、適度に漏れなく多すぎない現実的なサイトマップを作成しました。リンクも見つからず、実際にアクセスされないページは、存在しないのと実質的に同じです。
このサイトマップがあると、リニューアルの対象ページ数を見積もったり、アクセス解析を導入する時に役立ちます。きれいにボックスでダイアグラム化する必要はありません。Excelのリストで十分です。
アクセス解析も確認
古いバージョンのUrchinが導入されていたので、レポートを確認しました。
図:Urchinのレポート:
が、
- 検索クローラーや社内アクセスが混ざっている
- 訪問者視点の分析ができない
- コンバージョン率も分からない
という理由で、意味のあるデータが得られません。
Google Analyticsの導入を提案する必要がありそうです。いや、あります。