立ち上げ直後の段階的なSEO戦略
2009年09月02日 23:46
本サイト「実践CMS★IA」の立ち上げにあたり、どのようなキーワードがよく検索されているかをGoogle Trendsなどで調べました。
検索回数から得たヒント:
- どんな情報が求められているか?
- その中から自分が書くべきコンテンツは何か?
- 上位表示させたい具体的な検索キーワードは何か?
弱小個人サイトなので、SEOとしては段階的に上位表示を狙うことにしました。狙ったキーワードと1ヶ月の結果は下記の通り。
1.ブランド系キーワード
サイトを再訪問する場合は、お気に入りよりもGoogleやYahooでサイト名を検索することが多いと仮定。以下のキーワードでまずは上位表示されるようになることを、サイトの積極PR開始の条件としました。
検索語句 | Googleの検索順位 |
CMS IA | 6日目に3位、10日目以降は1位をキープ |
CMS★IA | 7日目に3位、9日目以降は1位をキープ |
CMS*IA | 6日目に16位、12日目から1位をキープ |
実践 CMS | 5日目に37位、10日目から1位をキープ |
cms-ia | 4日目に6位、9日目から1位をキープ |
対策
- サイト名とドメインに「CMS」「IA」「実践」を含めた
- 外部サイトからの被リンクのアンカーテキストに必然的にこれらのキーワードが含まれるようになる
- 外部サイトから被リンクを受けた
- DESIGN IT! Forum 2009の告知ページ
- 自分のSNSページ
結果
- 1週間弱でランクインし、10日目には1位まで上昇し、その位置をキープ
- ただし、検索回数が少ないので、大きな流入は期待できない
- 落ちることはなさそうなので、対策はいったん終了
2.個人アイデンティティ系キーワード
サイトの名前を覚えていない、または存在を知らない場合は、管理人の名前や会社名、職種などで検索すると仮定(ブランド系キーワードに近い)。
検索語句 | Googleの検索順位 |
CMS IA 清水 | 6日目に6位、14日目以降は1位をキープ |
清水 CMS | 12日目に63位、32日目に12位へ急上昇(DESIGN IT! Forum 2009当日です) |
清水 IA | 未計測、1ヵ月後には1位 |
対策
- TOPページのMetaタグにdescriptionとkeywordsを入れた
- このサイトについて、のページに本名を記載
結果
- 「CMS IA 清水」14日目に1位
- 「清水 CMS」60~50位を微妙に上昇した後、DESIGN IT! Forum 2009当日の32日目に12位に急上昇
- ブランド系キーワードと同じ理由で対策終了(順位変動の監視は継続)
3.テーマ系キーワード
サイトを特定しないで、CMSやIAに関する特定の情報を知りたいユーザーの検索キーワード。
選びたい
検索語句 | Googleの検索順位 |
CMS 選定 | 14日目に12位、落ちて50位前後を推移 |
CMS 比較 | 20日目に54位、その前後を推移 |
CMS レビュー | 13日目に100位、20日目以降は20位前後をキープ |
製品ピンポイント
検索語句 | Googleの検索順位 |
Webnode | 4日目に5位、その前後を推移 |
Google Sites | これだけでは圏外。Google Sites CMSだと1位 |
Wetpaint | 9日目に31位、その前後を推移 |
bingo! CMS | 4日目に21位、下がり続け1ヵ月後には40位 |
Drupal | 圏外 |
対策
- Google Sites、Wetpaint、Webnodeの製品レビュー記事を追加
- bingo! CMSは短いリンク紹介のみ
- Drupalは1記事追加
結果
- 記事が多い製品は当然ながら上位へ
- 追加を怠った製品は徐々に下降
自分で設計し自分で執筆するサイトは、検索結果や流入トラフィックとの相関を把握しやすいので、分析のし甲斐があります。コンテンツはこれから少しずつ増やしていくので、計測キーワードは随時増やしていきます。