Google Analyticsの非同期タグをすっきりさせる方法

2011年04月24日 21:45

Google Analytics用にHTML中に貼り付けるタグは、Googleのサンプルをそのまま使うケースが多いですが、意外と無駄が多いので、もっとシンプルに短くできます。バリエーションをいくつか紹介します。

Googleが提供するオリジナル版

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pushをまとめる

pushは、いちいち分割する必要はありません。まとめて一気にセットしましょう。

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pushをやめる

_gaqを空で作成しないで最初から値をセットすれば、pushは不要です。

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SSLの判定をやめる

SSLを使わないサイトなら、URLはべた書きするとコンパクトになります。

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さらに

以下は「Optimizing the asynchronous Google Analytics snippet」の記事を参考にしました。

scriptタグのtypeは省略できる

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関数の引数を使って文字数を節約

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変数の「ga」を「g」に短縮し、2つのvarをまとめる

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まとめると、最終的にこうなる

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もっと短くできるそうですが、この程度がちょうど良いと思います。

特に、pushをまとめる(またはなくす)だけでも見やすくなります。短く、分かりやすく、メンテしやすいのが重要ですね。

なお、タグを全部外部JSファイルに記述すれば、HTML上のタグは一行ですみます。

タグを外部JSに記述するメリット

  • ブラウザ側でキャッシュされるため、パフォーマンスが改善される
  • 一元管理できるため、メンテが楽になる

外部ファイル化については、別途エントリー書きます。