Google Analytics(ga.js)で404エラーページを計測する方法

2011年05月17日 00:05

サイト内のリンク切れは、ユーザーにとっての利便性が落ちるだけでなく、被リンクによるSEO効果も落ちるため、定期的に監視して防ぐ必要があります。

リンク切れが発生する理由

  • リンクの貼り方を間違えた
  • リンク先ページを削除または移動した
  • ユーザーが間違えてURLを入力した

サイト内のリンク切れをチェックするツールやサービスもありますが、実際にユーザーが404 Not Foundエラーページを見た場合のURLとリンク元(リファラー)を計測するのが確実です。

Google Analyticsで404エラーページを計測する方法

探してみたところ、見つかったのは昔のurchin.js時代の方法ばかりでした。ga.jsを導入している最近のサイトでの方法は下記の通り。404エラーページのみ、太字の一行を追加します。

code 1

参考:How do I track error pages so they show up in my reports? (Google Help)

通常はURLのパス部分(ドメインを除いた/以降の部分)がページ名になるのが、

/404.html?page=【リンク先のパス】&from=【リンク元URL】

というページ名で計測されるようになります。

("")の中の書式は好きなように書き換えてもokです。静的なページだけならlocation.pathnameだけでも十分ですね。

JavaScriptで自動セットされるlocationプロパティ

図:URLを取得するJavaScript変数:

レポートの見方

コンテンツ>上位のコンテンツ、のレポートで、次のように/404.htmlというURLで表示されます

図:レポート上の見え方:

更新履歴

  • 2009-08-12 初版公開
  • 2011-05-17 非同期トラッキング対応