CMS『Wetpaint』のデザインテンプレートをレビュー

2009年08月06日 15:03

【24種類の(デザイン)テンプレート】

Wetpaintでは、フォント・配色・背景画像の組み合わせをスタイルと呼びます。24種類から選べます。

図:WetpaintのStyle(デザインテンプレート):

【配色とフォント】

スタイルによって定義されています。変更はできません。

【テンプレートの自作・カスタマイズ】

カスタマイズは一切できません。

【レイアウト】

ヘッダ、サイドバー、フッタのよくある3ペイン構成です。レイアウトはどのスタイルを選んでも、完全に同一になります。だからテンプレートではなくスタイルと呼ぶんですね。納得。

ヘッダー:

サイト名の横にロゴ画像を入れることができます。水平に並ぶリンクは、自分が作成したコンテンツセクションへのナビゲーションではなく、Wetpaintが標準的に提供するコミュニティ機能へのリンクです。また、無料版の場合はヘッダの上に大きなバナー広告が自動で挿入されます。

Home | Discussion(掲示板) | Photos(写真ギャラリー) | Video(動画ギャラリー) | News(お知らせ) | Updates(更新履歴) | Droplets(通知用ガジェット) | Members(登録メンバー) | Invite(招待メール送信)

サイドバー:

検索フォーム、ナビゲーション、その下には無料版の場合はAdWordsの広告が自動で挿入されます。

フッター:

Wetpaintで構築されたすべてのサイトに共通のリンクが掲載されます。変更はできません。

ページレベルのレイアウト

中央のコンテンツ部分でカラム構成を変更したい場合、テーブル(表)を使ってレイアウトする必要があります。

ページを新規に作成する時にテンプレートを選べます。ただし、ダミーコンテンツが入力済みの状態になる、というだけの機能です。

コンテンツ部分の下部には、ページのメタ情報とコメントが表示されます。無料版の場合は、さらにAdWordsのテキスト広告も。前は広告は一箇所のみだったんですが、3箇所とはちょっとしつこいですね...。

コメント

以上、Wetpaintのテンプレート機能についてのレビューでした。一般向けWikiの先駆者として数年前は画期的だったんですが、今改めてレビューしてみると、やや時代遅れの感があります。CMSではなくWikiとしてなら、Google Sitesと並んで候補に入れてみても良いかもしれません。