プレゼンなどで使える英語フレーズ集 その2

2011年12月20日 23:27

10月11日の「英語のプレゼンをうまく切り抜けるための英語フレーズ集」では、主にプレゼンで使える15の便利フレーズを紹介しましたが、その後も耳にした便利フレーズをまた紹介します。

With that, I will turn it over to today's presenter, XX.

「ではXXさん、お願いします。」

先に趣旨などを話してから交代する時に。「With that,」は「そういうわけで、」「それでは」とユルくつなぐ時によく使います。短くて汎用的なので便利です。似たような表現に「Having said that,」がありますが、こちらは「ということを踏まえて、」と前言を前提として新たに展開していきます。「With that,」は一度区切りをつけて終える点が異なります。

Let's go ahead and get rolling.

「では早速、始めましょうか。」

「go ahead」だけで「続ける」という意味になりますが、お決まりフレーズです。冗長だけど楽しげな感じがします。

This is a 5x improvement.

「5倍の改善です。」

前回は「10x」をテネックスと発音すると紹介しましたが、人によるようです。この人は「x」をtimesと発音していました。

Thanks everyone for attending. Have a good day.

「ご参加、ありがとうございました。」

明白なので、attendingの後に「today's meeting」などとつなげる必要はありません。最後の締めは「That's all.」などと言ってしまう日本人が多いですが、挨拶も兼ねた「Have a good day.」で十分なんですね。

Have a good one.

「ありがとうございました。」

最後の挨拶。「Have a good day.」の変形です。20代の女性が言うのを耳にしました。朝、昼、夜、週末などに関係なく言えるので楽です。

My calendar is up to date.

「私の(Outlookの)スケジュールはいつも最新です。」

これもビジネスでは頻出、これ以上省略できないシンプルな表現です。「いつも」だからと「always」などと足すのは野暮なのでしょう。

Do you have a reception?

「(そのケータイは)圏内?」

「接続」や「アンテナ」ではなく「受信」と言うんですね。しかも名詞にしてHaveで表現されたので、思わず聞き返してしまいました。ちょっとした会話では、けっこう省略するようです。

I don't have a better explanation though.

「そうとしか考えられない。」

そうだよね~と雑談で盛り上がっていた時に聞きました。ちょっとクールで、一度は使ってみたいフレーズです。

Can I get you something to drink?

「何か飲む?」

「give」ではなく「get」なのが印象的だったのでメモ。

Four o four.

「4ドル4セントになります。」

スターバックスで。「フォーフォー」などと変なことを言うので、最初は日本語をがんばって話し出したのかと思ってしまいました(汗)。404だと、厳密にはドルとセントの区切りが分からないですが、コーヒーなので常識的に考えれば分かる、ということでしょう。


以上、今回は自分がユタ州で実際に耳にした10のフレーズを紹介しました。

TOEIC対策をいくらがんばっても、プレゼンや英会話は上達しません。実際のシチュエーションに合わせたお決まりの表現を頭に入れておき、目の前で同じシチュエーションが発生したら、そのまま使うだけ。考えている暇は無いのです。

実践ブログ

US直送、便利英語フレーズ集 その7

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英語のプレゼンをうまく切り抜けるための英語フレーズ集

2011年10月11日 01:20
楽天にいたころ、英語の公用語化で会議が英語に切り替わりました。自分は外資での経験が長いとはいえ、しょせん日本人。難しいのは質疑応答です。準備してきたメインの発表は問題ないのですが、質疑応答の場合は、 想定していない回答を素早くする必要がある 分からない、すぐには答えられない場合が多い スルドイ突っ込みをうまくかわす必要がある という点で難易度が高いのです。これが瞬時にできれば、生きた英語